2015年05月20日

用宗 長田の桃

生産者訪問
杉山さんの桃農園
品種は可愛らしい名前のハナヨメ
まさにハナヨメが頬を赤らめたような色付きですね。
こちらが早生の品種 ハナヨメ




2〜3回に分け間引きます、最終的に一枝に1ヶ実をつけさせ、約200ヶぐらいの桃の収穫するそうです。
だいたい葉50枚に1ヶの割合。



ただ一枝に1ヶ残しても全てが良く育つ訳でもなく、ダメになるのもあるそうです。
こちらは古い木のため、枝から枯れ始め実が育たなくなった桃。



間引かれた40ヶの桃達の事を考えてしまい、野菜なら間引き野菜として食べたりしますが、緑の桃は地面へ落とされるそうです。(T_T)


他にも葉の間引き方により、黄色く色づき始めてしまう桃もあるそうです、更に反射シートの光が上手く当たっていなかったりと理由はいろいろ、黄色いから固いのかと思いきや、黄色い方が先に柔らかくなってしまうのだとか、山梨の同じ品種の桃と出来が違うらしいです。



更に他の品種の日川(ヒカワ)を見に行くと、ちょうど奥様が包んであった袋を取り除く作業をしていました。

包み紙は鳥や虫から桃を守っているのかと思いきや、包むことにより取り外した後、鮮やかな紅色に色づくとの事です。

このような事も自分の目で見に来ることで、農家さんから聞くことが出来ました。





杉山さんの農園では約300本の桃の木に、木の大きさにより実を付ける数は違いますが約200ヶとして、約6000個の桃に一つ一つ袋を包む作業があり、その作業が一番大変らしいです。
そのままでも桃は育つそうですが、より良くするための苦労と努力を改めて感じました。
普段ついつい安いものに手が伸びてしまう自分の目に、もう一度目を見開き食材の見極めをしたいと思う時間でした。f^_^;

来年の4月下旬〜5月上旬は、わさびの会の面々に声がけして、この袋の取り付け作業を手伝いに来たいと思います。



袋を取り除く作業をチョットお手伝い、
コツはサイドを両手でしっかり握り横に引っ張りとる、とても地道な作業の上に気を抜くと実を落としてしまうらしく大変な作業でした。




鈴木さん腕が辛そうです。


破いた袋


アブラムシが付くと葉が丸まってしまうそうです。




樹齢2年目の木
試験的に実をつけさせ味を確かめるそうです。

桃栗3年柿7年とは言え、5年目辺りから8年9年が1番良い状態に育つそうです。



今日は杉山さんありがとうございました。
また伺います


カスターニョ 稲見


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Posted byわさびの会at00:33 Comments(0) 圃場見学
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