静岡わさびの会のブログ

みなさん。はじめまして。

べジコネクトの鈴木です。

8月5日火曜日にわさびの会のシェフの方々を静岡西部地区の農家さんの圃場に案内させてもらいました。

今回訪れた圃場は3か所、磐田市のトマトの鈴木さん、上村農園さん、浜松市浜北区のスズキ果物農園さんでした。
ベジコネクトでシェフの方と圃場を巡らせていただくのも今回で4回目となりました。
今回はピサンリの有馬シェフ、アクアヴィーテの青木シェフ、セラヴィの鈴木シェフ、トラットリア・ダ・イケダ・ペルＰコックの池田シェフをお招きいたしました。


まず、訪れたのが「トマトの鈴木」さんのトマトハウス。
トマトの鈴木さんという名前だけあって多品種のトマトを栽培されています。
それだけではありません。トマトのほかにも「遠州とろける茄子」、「キュッコロ」、「マコモタケ」に「レンコン」など
本当に様々な野菜を栽培されています。
その中でも有馬シェフをうならせたのが「油菜芯」そして「レンコン」でした。
以前使ったことがあるそうで、ここ最近耳にしなかった名前を聞いて興奮されていました。
レンコンも秋口には水が引いて穴の小さなギュッとしまったレンコンができるそうで、静岡といえば麻機レンコンですが、
こちらのレンコンもぜひ使っていただきたい！おすすめがまた一つ増えました。



今の時期は暑さがきつく、トマトには辛抱の時期ですが、カラフルトマトも見せていただけました。
1時間程のお時間でしたが、まだまだ聞き足りなーいというくらい気になることがたくさんの発見をさせてもらいました。





次に訪れたのは「アスパラガスの上村農園」さんです。
こちらは春にはホワイトアスパラ、紫アスパラで本当にお世話になりました。
今の時期はグリーンの終わりに近い時期になります。
春アスパラと夏のアスパラはやっぱり違いますね。
アスパラの新芽もお料理に使えそう？
やっぱり畑を実際に見てみると、こういった農家さんの想像を超えた使い方を提案してもらえるのがいいですね。


上村農園では冬にキャベツやニンジンも栽培されています。こちらもおすすめです。
西洋料理でも季節感の出る野菜のアスパラガスですので、やっぱりこの時期はこれがなきゃってなりますよね。
まだまだ出てきますが、来年もぜひ使っていきたい食材です！


少し移動をしまして、最後に訪れたのは浜北にあります、「スズキ果物農園」さん。
こちらでは「ブルーベリー」、「梨」、「柑橘系」を栽培されています。
今年のブルーベリーはもう終わりになり、これから露地物の「幸水」が出てきます。
洋ナシのような香りこそないものの、水分と甘みはこの梨に敵うものってあるの？っていう食べ物ですよね。
梨のなってるところは梨園などを外から見ることはよくあっても、実際中に入ってみる機会ってあんまりないんで貴重な体験でした。



ブルーベリーは鉢植えで育てています。
溶液を流して、4年ほどかかるところが2年目から収穫できるそうです。
ブルーベリーは200種類以上あるそうでどんどん新種が出てくるから大変だそうです。
鈴木さんのところでは40種類ほどを栽培されているとのこと。


ハウスの中に入ってみると「ラズベリー」
実はこれが今回のお目当てだったりします。まだまだ栽培は少ないですが、これから増やしていくのでしょうか。
楽しみです。


ふとしたところから発見したのは「ドラゴンフルーツ」
まさかこんなところでお目にかかれるとは。


ドラゴンフルーツって実だけみてもドラゴンって感じしなかったんですけど、全体を見るとまるでドラゴンのようですね。
これが由来なんだぁって納得しちゃいました。


圃場見学を終えてランチは「三ツ星会」のトラットリア　ディボディバさんへ。
高木シェフの料理に舌鼓してきました。


静岡と浜松でこういったシェフ交流が行っていければいいなぁと思います。
また、次回月一くらいで圃場見学は行きますので、次回もよろしくお願いいたします。