静岡わさびの会のブログ

今月15日（土）に朝9時から11時の2時間、鷹匠モクセイ会館 南側の公園に面した場所でお野菜中心の鷹匠マルシェが開催されます。


今回、鷹匠マルシェに参加していただく一つ、静岡市葵区井川の方々の事をご紹介させていただきます。

先月末に数人のわさびの会メンバーと他の料理人の方々、もう一人趣味で農園をしているイケメンライダーの方で井川へ訪問いたしました。

皆様ご存知とのことと思いますが、同じ葵区でも井川まで車で2時間強の距離になります。

そんな井川からもこの鷹匠マルシェに参加していただきます。
これは本当にすばらいしことです、全国では流通網が発達する中、同じ県内で2時間もかけて大切に育てたお野菜を運んで来てくださいます。

是非買い物に来てくださるお客様、そんなお野菜を食べて見て下さい。
とても美味しいです、綺麗な環境で育ったお野菜達は野菜本来の味が詰まっています。
在来野菜もたくさん育てているみたいですよ。

※在来野菜とは？
・地のもの（地域の風土の中で育まれたもの）
・昔からのもの（世代を超えて伝え受け継がれたもの）
・暮らしのもの（暮らしの中で食べられたり、利用されたりしたもの）
・残すべきもの（このままでは消えてしまう恐れのあるもの）
葵区在来作物ガイドブックより引用


今回、井川の方々がどの様なお野菜を持って来ていただけるかは当日のお楽しみにして、先日訪問した井川をチョットだけご紹介いたします。

今はちょうど紅葉が真っ盛り、富士見峠からはなぜか富士山ではなく南アルプスが望めました。


お出迎えのかかしさん、井川の畑をカラスなどからの被害から日々守ってくれいます。
さすがに猪や鹿からの被害にはカカシでは手に負えず、畑の周りには電線が張り巡らされていました。
作物の被害が絶えないそうです。ただそれだけ動物も食べたくなる美味しい作物なのかな。


この日は原木菌床栽培をしている、ナメコと椎茸を収穫させてもらいました。





ナメコは石突を掃除したら水洗いしたのち、熱い湯で一煮立ちさせて一度ひやしてから冷蔵保存すると日持ちしました。
香りも味もしっかりしていましたよ。味噌汁は定番、サラダに入れてもいいし洋風のスープ類に入れても温度を保ってくれるナメコはとても美味しです。



お昼にはナメコの味噌汁と井川の在来種のジャガイモ、オランド芋と里芋を焼いていただきました。
今回芋類など来るかもしれませんね。



外で食べる食事は本当に美味しい！


美味しい物をたべたら身体を動かして腹ごなしの芋掘り、芋と言っても菊に似た花を咲かせ生姜に似た形の北米原産のイモ、菊芋（トピナンブール）、北米の原住民トピナンブ族が名の由来、芋と違って菊芋の糖質にはデンプンは無く、イヌリンと言う多糖質により構成されています。とても栄養価の高い食材です。



そこほれワンワン


ほれワンワン


菊芋は生でサラダとして食しても良いし、スープにしても美味しいですよ。


さらに焼畑農業の在来蕎麦


井川の在来種のお蕎麦は、蕎麦の田形さんで食べることが出来ますよ!




こんな感じでご紹介いたしましたが、皆様井川へ足を運びたくなったのではないですか?

貸切温泉施設もあり是非遊びに行って見て下さいね。

トトロも待ってるよ！




井川紹介 カスターニョ 稲見