2014年07月10日

中ヨークシャー。





中ヨークシャー。




中ヨークシャー。







三ケ日の高柳さんの、中ヨークシャー
です。


中ヨークシャーは、かつて日本の豚の
生産のほとんどだったのですが、
今は、LWDが主体になっていて
中ヨークシャーは、一時絶滅の危機に
なっていました。

絶滅の危機は、今もある意味同じですが…

LWDとは、
L(ランドレース)
W(大ヨークシャー)
D(デュロック)
の掛け合わせで、低コストで、大きくなる
経済性の高い豚です。

その逆で、経済性は悪いけれど、
肉質が良いものが、
鹿児島の黒豚、
沖縄のアグー、
そして、中ヨークシャーなどです。

中ヨークシャーの特徴しては、
肉質のキメが細かい所や脂が、
さらっとしている所、
あと、最近の豚は、水分量が多いので
ぶよぶよしたものが多いですが、
中ヨークシャーは、水分量が少ないので
しまった肉質です。

黒豚は、力強い味わいで、食べた時に
わかりやすい味わいです。
そしてブランド化に成功しましたが
中ヨークシャーは、繊細な味わいで、
なかなか、良さがわかりづらいのも
ちょっとかわいそうかな…
と、思います。

黒柳さんの中ヨークシャーは、
飼育日数が、240日以上。
(実際には、300日を超えているらしい)
で、中ヨークシャーの系統は、
10系統以上あるそうですが、
黒柳さんの所のような、純血種は
少ないです。

野菜もそうですが、世の中のブームで
どんどん似たような種ばかりに
なってしまうので、こういう、
ある意味、ブームにのれない種は
どんどん無くなってしまいます。

でも、本来、きちんとしたものは、
これからも、一番大切にしないと
いけないんですね。
こういう種が、絶滅してしまわないように
今、生きている人達で守らないと
いけません。

食の50年後、100年後を見据えて。
自分達だけが楽しめばいい、
ではなく、将来の人達の為に、いろいろ
考え、行動するべきですよね。


すぎもと。


















Posted byわさびの会at23:12 Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
中ヨークシャー。
    コメント(0)